パルプフィクション

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「Fuck!!」×265
世界一ファックを連呼する映画として有名。
ジョン・トラボルタとかブルース・ウィリスとか、名優も揃っているよ!!


パルプフィクション=くだらない話
この通りのくだらない話をオムニバスにつなげ、時系列をずらすことによって深みが増していく映画
とにかく、内容がくだらなくて最初は「うん?」ってなるかもしれません。
ですが、何度か見直すとストーリーの小さなところに気づいてきます

この映画には主人公がいくつかいて、そいつらのオムニバスな話がつながっていきます。
殺し屋のヴィンセントと相棒のジュールス。プロボクサーのブッチ
映画の流れで言えば以下のとおりのストーリー展開になります。

1ファミレスでカップルの強盗が暴れだす
2ヴィンセントとジュールスが裏切り者から組織の取引のブツを取り戻す
3ヴィンセントがボスの嫁に付き添う
4ブッチが八百長を破って相手を殺し、愛人と逃げ出す
5ヴィンセント達が裏切り者を処理した後に連れだした情報屋を誤ってヴィンセントが殺す
6ヴィンセント達がファミレスでコーヒー飲んでたら強盗に出くわす


時系列で言えば2>5>1>6>3>4と言った感じ

この映画の醍醐味は時系列がランダムであり、そのすべての話がくだらない話で構成されていることです。
けれど、キャラ自体はかなり個性的で、場面もどこか毒々しい。いわゆるピカレスクであり、ファンクな感じ
「ブッチと組織のボスのマーセルスがドンパチしてた店でふたりとも捕まり、変態ホモ警官にマーセルスがファックされ、なんとか逃げ出したブッチが恨みを晴らすべく店に飾ってあった日本刀で斬りかかる」とか「純度の高いヘロインを吸ってしまって心肺停止になったボスの嫁に、思いっきりアドレナリンをぶち込んで復活させる」等など。
そういったくだらないことの継ぎ接ぎでなおかつ、随所に張り巡らされた多数の伏線をそっと回収していくのがなかなか面白い。
「ボスの嫁と握手したのは死亡フラグだった」とか「ヴィンセントが呼んでいた雑誌はボスの嫁からの影響」「ファミレス強盗とヴィンセント達とのつながり」
時系列がグチャグチャだからこそ、「あの時アレがあったのか」とか「あの時のあれはそういうものだったのか」と、未来から過去、過去から未来を考察することができ、伏線の旨味を大いに引き出しています。

ジュールスのエゼキエル書25章17節が結構印象的
心正しき者の歩む道は、心悪しき者のよこしまな利己と暴虐によって行く手を阻まれる。愛と善意の名において暗黒の谷で弱き者を導く者は幸いなり。なぜなら、彼こそは真に兄弟を守り、迷い子達を救う羊飼いなり。よって我は、怒りに満ちた懲罰と大いなる復讐をもって、我が兄弟を毒し、滅ぼそうとする汝に制裁を下すのだ。そして、我が汝に復讐する時、汝は我が主である事を知るだろう。

ちなみにこちらの聖書の引用は作り物らしいです。

自分としてはジュールスがお気に入り。ヴィンセントと神の奇跡について話すシーンが印象的でした。
至近距離からリボルバーの連射を食らっても当たらなかったことから、ジュールスが神の奇跡を真剣に考え出し、足を洗おうと考えたり。
一番、個性的だったのは案外コイツだったように思えます。
映画の主な主人公で言えばトラボルタのヴィンセントかもしれませんが、自分はジュールスを推したい。

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