壺算

 落語に壺算というものがあるのですがこちらを紹介しようと思います。

 言葉のトリックが含まれているので、非常に頭がいたい内容かもしれません。
 類似に料金紛失トリックというものもありますが、こちらはご自身でアタックしてみてください!





ウィキより抜粋

二荷入りの水がめを買いたい主人公の吉公。しかし、この男は「黙っていた方が利口に見える」とまで言われるドジ。
おかみさんに言われ、買い物上手と言う兄貴分の所へ協力を求めに訪れた。
そんな吉公の頼みを、快く引き受けた兄貴分。だが、瀬戸物屋を訪れた彼が目をつけたのはなぜか半分の一荷入りの水がめだった。
このかめの値段は、本来三円と五十銭だったのだが、兄貴分は瀬戸物屋を太鼓持ちも顔負けの口調でおだて上げて五十銭値引きさせてしまった。
そして、何度も文句を言いかける吉公を制し、兄貴分は一荷入りを買い求めて店を出てしまう。
吉公が「俺の買いたいのは二荷入りの壷」と文句を言うと、兄貴分は任せておけと言いなぜか瀬戸物屋へ引き返してしまった。
「実は手違いがあったんだよ。こいつの買いたかったのは二荷のかめなんだが、コイツが度忘れして一荷入りの水がめを買っちゃったんだ」
瀬戸物屋に二荷入りの値段を訊くと、「さっきの一荷入りが三円五十銭ですから、二荷入りは丁度倍の七円…あれ?」
さっき五十銭値引きしたせいで、結局一円の開きが出てしまったのだ。
がっかりする瀬戸物屋に、さっきの一荷入りを元値の三円で下取りさせる兄貴分。
「さっきの一荷入りを下取って三円、最初に渡した三円を足して六円」と言い、二荷入りを持って出て行こうとした。
何かおかしいと思い、慌てて呼び止める瀬戸物屋。それに対して兄貴分はさっきと同じ話を繰り返した。
また慌てて呼び止める瀬戸物屋、とうとう堪忍袋の緒が切れた風を装い、兄貴分は「算盤使って確かめてみろ!」と一喝。
言われたとおりに勘定してみると、確かに計算はあっているのだが手元を見るとやはり三円足りない。
とうとうパニックになった瀬戸物屋が「一荷入りも持って行ってください」。
兄貴分が「二つもいらないんだ」と言うと、瀬戸物屋が大きな声で一言。
「お金も返すから!」


なぜ3円足りないかというと、瀬戸物屋が壺を三円で買い取りしていないからである。

兄貴 一荷入りの水瓶(3円)
瀬戸物屋 3円と二荷入りの水瓶(6円)

兄貴 二荷入の水瓶(6円)
瀬戸物屋 3円と一荷入りの水瓶(3円)

数字上だと兄貴と瀬戸物屋はお金が同じになってしまう。
兄貴が購入者側なのにコレはおかしくなかろうか。
そう、本当は瀬戸物屋が9円分持っていなきゃおかしいのである。

<実際>
兄貴 一荷入りの水瓶(3円)
瀬戸物屋 3円と二荷入りの水瓶(6円)

兄貴3円
瀬戸物屋 一荷入の水瓶(3円)二荷入りの水瓶(6円)

兄貴 二荷入の水瓶(6円)
瀬戸物屋 6円と一荷入りの水瓶(3円)

一荷入りの水瓶を勝手に売ることで3円を更に絞りとったということである。

<トリック>
兄貴 一荷入りの水瓶(3円)
瀬戸物屋 3円と二荷入りの水瓶(6円)

兄貴6円(瀬戸物屋に渡した3円と一荷入りの水瓶を売ったお金で二重になっている)
瀬戸物屋 3円 一荷入の水瓶(3円)二荷入りの水瓶(6円)

兄貴 二荷入の水瓶(6円)
瀬戸物屋 3円と一荷入りの水瓶(3円)

ゆっくり読んでいけば分かる話なので、ぜひともチャレンジしてみてください。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント