「都々逸」って知ってる?

・三千世界の烏を殺し、主と朝寝がしてみたい
   ―高杉晋作―

 江戸末期に出来た短歌や俳句の親戚で、7・7・7・5という文字数で歌を詠むものです。
 上に上げた奴は高杉晋作が書いたと思われる都々逸。

「朝を告げるカラスを全て殺してでも、あなたと朝寝を楽しみたい」

 昔はカラスが朝を告げる動物の代名詞でしたので、意味的にはこんなもんです。いわゆる、ベットで囁く決め台詞ですね。
 こういったものをさらっと詩的に吟じるのが流行ったそうなのです。恋愛の暇にちょろっと囁くのがベターっぽい。
 落語なんかを聞いていると、当時を思わせるものとして使用されることが多いです。実際、自分は落語で都々逸を知りました。

 結構、面白い歌が多いのでいくつか紹介。キザな言い回しが多いです。

・いのち短し恋せよ乙女 朱き唇褪(あ)せぬ間に

・立てば芍薬(しょうやく)座れば牡丹歩く姿は百合の花

・わたしゃお前に火事場のまとい 振られながらも熱くなる

・色はよけれど、深山の紅葉、あきという字が気にかかる
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