お姫様願望について

 そういえば、東方のエロ小説を書くときにヒロインシンドロームっていうタイトルを付けたのですが、"お姫様願望"について考えていた時期に付けたものなのです。
”お姫様願望”ってなにさって話ですが、単純にお姫様のようにちやほやされたいという願望だと思ってください。
 女性のみならず、”お姫様願望”というのは男でも持っているもので、「白馬の王子様に出会いたい。王子様に手を引っ張って連れ去られたい。自分のことを理解して欲しい」みたいな欲求です。
 承認欲求という言葉が一番的を射ているかもしれませんが、ここでは”お姫様願望”という言葉のほうがわかりやすいと思うので使います。

 そもそも、どこから”お姫様願望”という言葉が出たのかというと、メンヘラ女子を見てたらなんとなく思いついた感じです。この当時、メンヘラ女子と付き合うことがいくつかあったので。
 先に言っておくと、勝手にあいつはメンヘラじゃないかって疑ってる人も混ぜてるので、多分女性差別的な視点があるのは先に述べておきます。

 メンヘラ女子と喋っててめんどくさい事がいくつかありました。それが、非常に受動的、受け身なタイプで困ったってのがあります。こちらが何か提案したり話題を作らないと反応しないというか。その反応も薄くてレスポンスに困るとか。もちろん、人によって感じ方は違うんですけどね。
 受け身であることは悪くはないですし、自分もどちらかと言うとM属性が強いので受動的な方が楽です。普通に男女でも受け身なタイプはいますし、わりと普通のことなのです。けれど、あまりにも反応が薄いというか。受け答えはしてても、こちらの意見を聞いていないタイプですね。
 自分の会話をすっごくしたがるタイプだとほんとめんどくさいところがあります。それは見方によっては積極的だと思われますが、その自分語りは以下に自分が辛いかに焦点を当ててて、賛同が欲しい傾向にあります。もちろん、否定的な意見をズバズバ言われると、ものすごくへこみますし、ヘイトを溜めてきます。人は否定されると傷つくのは当然ですが、やんわり言ったとしても傷つく繊細な方もいますし。
 それこそが、”お姫様願望”とも言うべきで、自分という存在そのものを認めて欲しい、大事にして欲しいという願望です。けっして悪いものではありませんが、メンヘラの場合、自分の都合の良い人を強く求めすぎる傾向にあるということです。
 都合の良い人と付き合うというのは当たり前のことですが、ある程度自分の願望を犠牲にしてでもお互いに寄り添う必要もあるわけで。その面倒臭さを一切とっぱらい、ただただ自分の都合を押し付けて相手を押しつぶす”お姫様願望”が存在します。

「今まで辛い境遇だったが、白馬の王子様が現れてすべてを解決してくれる」という究極の受け身の態勢。それを自分は”お姫様願望”ということにしています。
 
 実際、そういう白馬の王子様が現れたとしても、彼女たちが自分の問題を解決することはまずないです。なぜなら、白馬の王子様がなんとかしてくれると考えるからです。
「自分を変えるというのは、他人が変えることは出来ない」という原則があります。矯正施設だって、刑務所だって。全ては本人に自分を直させるように仕向けるわけなのですから、「自分で自分を治していかなければならない」必要性が生じるのです。
 神様が自分を正しい道に導いてくれるという、宗教にハマる人では良くあることですが。確かに神様がきっかけなのかもしれませんが、最終的には自分を修行することでしか正せないのです。なんか、サイ◯◯◯ロジーとか自分に訴えかける系のあれっぽいですが、究極的には自分を自分でしか変えることは出来ないというか。
「自己啓発をしよう!」みたいな話をする気はないし、そもそも人の言葉を使って何かをするというのを自分は好きじゃないです。他人の言葉を自分の言葉にできるのならいいのですが。他人の言葉というものは呟いてる分には悦に浸れますが、意味を理解して実行に移せるかというとできないパターンが多い。真意を理解することってなかなか出来ないのです。
 ちょっと脱線しましたが、「自分を変えるのは自分」であって、白馬の王子様が治してくれるわけじゃないです。
 正しい道は自分しか分からないですし、作れません。もちろん、同じ人間なので、こういうやり方はいいよっていう経験則は大いに役に立つでしょうが、それを上手く自分に当てはめることができるかが重要なのです。

 人の話は聞くべきだけど、それをキチンと上手く飲み込めるかが重要だと思います。

 なので、その人に説教するのであれば、その人が説教を聞かなくてもある程度許す必要はあります。なぜなら、その人が自分で立ち上がるようにしなければ意味がなく、強引にやる状況でなければあまり手を出すべきではないからです。
 時間が物事を解決することが世の中には多いので、ある程度のスパンを見てあげるといいかもしれません。ただし、それが現実的に間に合うかどうかは鍵ですが。失敗は悪いことじゃないと考えておくのも重要でしょう。

”お姫様願望”を持つお姫様はどこかで王子様の加護を振り切って、対等にもしくはそれ以上に王子様に立ち向かう必要性があると思います。それが、今の自立した女性のヴィジョンといいますか。
 フェミニストを気取るわけでもないし、多分フェミニストのお姉さまがたにはこいつは何言ってんだって思われる内容かもしれません。けれど、今の男は胸ぐらをつかんで話してくれるような女性を求めている気もします。

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