黒猫に惚れられる

久しぶりに徒然と書いてみようかと思うのですが、
はてさて劇的なことがあったというわけじゃない。

・黒猫に惚れられる

 夜中の4時にうにゃんとなく声とともに、ベランダを走り回るネコ。
ガタゴトと音が鳴り響いてちょっと不気味。
 うちの周りは野良猫がたくさんいる場所なので
こういうこともあるのかなぁと日和見してました。
フニャー!!って発情中の声もそれなりに聞こえるし、
歩けば確実に猫と出くわすし。
 怖い気持ちを抑えてベランダを覗くと、一匹の黒い猫が。
ちょっと大きくてお目目が金色。
自分と目線が合うと、こちらによってきてうにゃんと鳴いている。
ネットで調べてみると、
どうやらこの声も発情してる時に出すやつらしい。
「あ、こいつ。オレに惚れたのかな?」
なんてうぬぼれてみたり。
 これが美少女に変身するとかなら
窓を開けてウェルカムしたんですけどね
なんか野良猫怖いので窓越しで睨み合うだけでしたが。

 しかしまあ、不吉の予兆なのかなって思うこともあるのです。
 だって、黒猫ですよーコワイ!
 テロリストのこともあるし、冬コミが狙われるかもって話もあるし。
 どうなることやら……
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「心に描いた情景は完璧だが、口で語る情景は趣がある」

そそわからの転載

 旧地獄の怨霊たちを統括する地霊殿の主、古明地さとりは心を読むことの出来る大妖怪である。故に心を読まれることを不快に思う者からは毛嫌いされていた。さとり自身もそのことをよく理解し、不評を意に介さず泰然自若を主として、自分を慕うものを集めて地霊殿に引きこもっている。
 仙界の神霊廟の主、豊聡耳神子は優れた洞察力と十人の会話を同時に聞き取る能力によって心を読み取ることが出来た。その者の持つ欲望を超人的な分析によって意図を汲み取り、心を読まれたものはすべてを見透かされた気分になり、神子に畏怖した。才気煥発であり、優れた為政者である神子は沢山の人間に慕われている。

 ある日のこと、神子の誘いでさとりはお供も付けず、一人で神霊廟に赴いた。なんでも、心が読める者同士、何も言わず、心の中だけで会話をしてみたいというのだ。その試みにさとりは無碍に断るわけでもなく引き受けた。

 神霊廟は洋館である地霊殿とは大いに異なり、清浄な雰囲気で満たされ、天界舶来の華奢な調度品で彩られていた。皇族たる神子の威光が顕になっている作りである。
 奥座敷に体貌閑雅(たいぼうかんが)に座す神子と相対して、寂然静虚(せきぜんせいきょ)に臆すること無くさとりは畳に正座した。
 底知れぬ大きな力を宿した大妖怪と、神にも匹敵する超人的な能力を持った仙人との対談を、物部布都と蘇我屠自古は固唾を呑んで眺めていた。

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